こちらのブログでは事後報告になってしまうのですが、6月の初旬から うちのベランダにドバトさんの雛さんが2羽産まれていまして、仮住まいのお世話をしていました。
荷物を沢山置いていたので最初は気がつかなかったですが、チーチーという声で気がつきまして、野外イベント用のドームテントの下に巣がありました。本当にびっくりしましたよ

毎日の様子はフェイスブックに投稿していましたが、今週の月曜日を最後に 雛さん達は完全に巣立ちをしたようです。親鳩さんも、全く来なくなりました。
大変ではありましたが、ドバトさんの雛さん達との賑やかな日々、とても楽しかったです。
写真をFickrに、動画をyou tubeにアップしましたので、よろしければご覧になってみてくださいね。
フェイスブックには投稿していない、非公開写真も沢山あります。(笑
発見が6/10で、巣立ちは7/14でした。

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鳩さん達との触れ合いは、私にも沢山のメッセージと気づきを与えてくれました。

今年のはじめくらいから読んでいる、「小鳥が教えてくれたこと」という 鳥さんからのメッセージを伝えるブログがありまして、
ちょうど巣立った次の日の記事に ドバトさんからのメッセージが書かれていましたので、思い切ってメッセージを送ってみました。

ブログ主の「たちばな みつ花」さんはすぐにお返事をくださりまして、
留守宅や空家ではなく、人が住んでいる我が家へ巣をかけたのは特別な意味があること、
雛さんたちは我が家から巣立つ時に、優しくされたけれども 強く決心を持って巣立って行ったこと
などを教えてくれました。

このことは、私自身にも大切なメッセージとして、鳩さんたちから伝えていただいたように思うのです。

本当の愛の状態というのは、情が絡まないこと。
例えばこの鳩さんたちに情をかけて餌付けをすると、一見懐いたように見えますが、自然の摂理を壊していることになります。
親鳩さんたちが日々餌を運んでいますから、そこは手出し無用ですし、私たちがかわいいからといった欲で餌付けをすることは 個体数を増やしたりと、生態系に変化を与えてしまいます。

私も情が強いタチなので、よく人を助けたいとか そんな感情で動くことも多いのですが、手出しをするとその人の自立を妨げ 依存状態を作ってしまったり、また自分自身の自己満足であったり、ときに執着となることもある。
雛さんたちとも心が通いましたし、我が家はまあまあ居心地のよい場所であったとも思いますが 巣立って行ったのは自然の摂理であります。
そこに愛がなくなったわけではなく、いつだって繋がれるのですね。
その大元にあるものは、みつ花さんのブログでもドバトさんがおっしゃっている「信頼」です。

そして、巣立ち。
私も、そんな時であるように感じています。
もちろん、実際の家は変わりませんが(笑)新しくステージが変わるように感じています。
うちから飛び立った鳩さんたちのように。庇護されて安全なベランダから、外の世界へ。

表面上は離れたとしても、どこかでまた繋がれますというか、繋がっていますからね。
三次元的にもまたいつか、何処かで会えることでしょう。

愛と感謝を。